まだかな、まだかな、と思っていた、小規模事業者持続化補助金の第8回の公募要領が公開されました。締め切りは6月3日。これまでの通常枠(上限50万)以外に、賃金引上げ枠(上限200万)、卒業枠(上限200万)、後継者支援枠(上限200万)、創業枠(上限200万)、インボイス枠(上限100万)と、5つの新しい枠が出来ました。
改めて、この小規模事業者持続化補助金、どういった趣旨の補助金かというと
持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者等の地道な販路開拓等の取り組みや、業務効率化の取り組みを支援するため、それに要する経費の一部を補助する
https://r3.jizokukahojokin.info/#reporta01
というもの。
要するに、どうやったら売上が上がるのか、ちゃんと考えたうえで計画たててやって下さいね、と言っているわけです。だから、計画は、実現性が高いモノで、且つ売上アップに繋がるものでなければなりません。
書いてしまうと、何だ、そんな事か、って感じですが、こういう事業計画書を書くのって結構大変って皆さんおっしゃいます。なぜかというと、頭の中にあるアイデアを、第3者にわかるよう、説得力をもって、論理的に書かないといけないからです。この、「第3者にわかるよう、説得力をもって、論理的に」の部分が、皆さん、苦労される部分。
そうなんですよね、商工会の人って、一生けん命に計画書の添削をしてくださるのですが、そのダメだしが、的確過ぎて?心が折れてしまう、という方も、結構いらっしゃいます。(笑)
ちなみに、私の申請を担当して下さった方はとてもいい方で、本当によくしてくださって、メチャクチャ助かりました!(*^_^*)
話を事業計画書に戻します。計画書を書くコツは、ズバリ、
自分の仕事の棚卸しをする
ところから始めることです。
- 今の事業がどういう状態なのか理解する
- 自分の会社の強み・弱みを理解する
- 競合を知る
- 弱いところを強化して売上アップ?強いところをさらに強化して売上アップ?
まずは、実際会社の売上がどうなっているのか、確認するところから。売上と営業利益、両方見ないとダメです。売上上がっていても、手元に残る利益が下がっていたのでは、何か問題あり、ですよね。
そういったことを踏まえた上で、会社の強み・弱みを洗い出します。自分では強みって思ってないところでも、「それ、財産ですよ!」ってこともあります。だから、出来るだけ客観的にとらえるようにして、洗い出しをしてみてください。
洗い出した自分の強み、弱み、これをどう使うか。競合はどんなことをやっているのか。自分の強みを活かせば、競合に勝てる?それとも、競合がいないところを探して、そこで戦う?いろんな戦略が考えられますね。
大事なのは、実現できそうな計画で、且つ、ちゃんと売上アップに繋がるものになっているかどうか、です。もし実現しなかったら、ってこの段階で考える必要はありません。実現しそうだな、と相手に思わせる計画であればいいわけですからね。
そうそう、今回から補助対象経費の項目に、ウェブサイト関連費、というのが設けられていました。これにより、今回からHPの新設等に係る経費、補助金総額の1/4まで、となったため、以前のように、補助金使ってHPを作って、それで売上アップを狙います、というような申請書はダメになってしまいました。なので、HPだけを考えていた人は要注意です!
いろいろ書きましたけど、ちゃんとした事業計画を書こうと思ったら、棚卸しは必要。大変だけど、自分の事業を見つめ直す、とてもいい機会です。それで、補助金申請して、お金がもらえたら、言うことないですよね!
ハードル高く感じる必要はありません。興味がある方は、是非、挑戦して見て下さい。
もし、どうも、1人だと考えがまとまらない、どこから書いていいか、わからない、って悩まれているのであれば、社長ベルがお手伝いしますので、下記より、お気軽にお問い合わせくださいね。
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